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帳票デザイン設計

DocumentStarはお客様自身で帳票をデザインすることができます。
また、お客様のニーズに応じた複数種類の帳票をいくつでも作ることができます。

ここで作成した帳票を「ドキュメントシート」と呼びます。
ドキュメントには「マスタレポート」と「一覧レポート」の2種類があります。
さらに「一覧レポート」には、プライマレベルのみを対象とした「一覧表形式レポート」とプライマリ、セカンダリを結合した「メイン/サブレポート」があります。

マスタレポートを作成できるのはプライマリレベルのみです。セカンダリレベルは作成できません。

※Excel2007、2010、2013の場合は互換モード(xls)で保存してください。

(注)この処理は、画面デザイン設計で、使用項目が確定したあとに行う必要があります。
  画面デザインの変更による項目の使用・非使用に変更が生じた場合は、再度この設定を見直す必要がありますので、ご注意ください。

1.マスタレポートの設計

 マスタレポート一覧  マスタレポートの登録  マスタレポートデザインの操作

2.一覧形式レポートの設計
 Excelテンプレートの作成  一覧表形式レポート一覧  一覧表形式レポートデザインの操作
 多段階レイアウト 行間レイアウト   

3.メイン/サブレポートの設計
 Excelテンプレートの作成  メイン/サブレポート一覧  メイン/サブ レポートデザインの操作

<ヒント1> 全てのページにタイトルを表示する
<ヒント2> 封筒に宛名を印刷する



1.マスタレポートの設計

マスタレポート一覧

メニュー「マスタレポート設計」を押すと、作成したマスタレポート一覧が表示されます。

「新規」または一覧から選択し「修正」「削除」を押します。
 

マスタレポートの登録

「ドキュメント名」:帳票名をつけます。

「関連付けるEXCELファイル」:
「新規作成」または既にExcelファイルが存在する場合は「既存ファイル」を選択します。

「新規作成」の場合はExcelファイル名を入力して「新規作成」を押します。

「既存ファイル」の場合は「開く」を押します。

Excelシートが開きます。

デザインパネルから項目をセットします。

Excel独自の機能を使用しての項目設定や削除の操作は行わないでください。必ずデザインパネルを介しての設定削除でないとDocumentStarのシステムに反映されませんのでご注意ください。

マスタレポートデザインの操作

Excelにセットしたい項目を「EXCELシートに反映する項目」のなかからクリックして選択し、「EXCELシートにセット」を押します。


Excelにセットされた項目は属性によって以下のようになります。

ラベル:ラベル名そのままに表示されます。
    ラベルは上書き変更可能です。
実データ:項目名が<>で囲まれます。
      実データ名は上書き変更できますが、実行時に
      実データがセットされるため、ここで変更しても意
      味がありません。
    

既にセットしてあるセルに別の項目をセットしようとすると警告が表示されます。
「EXCELシートから削除」を押すと、既存の項目はセルから削除されます。
「EXCELシートにセット」を押すと、新しい項目に置き換えられます。
 

「EXCEセット先の確認」を押すと、現在のExcelのセット先セルが確認できます。
 

項目のセットが終了したら、帳票タイトルをつけたり、罫線、セル結合、フォント、色などのExcelの機能をフルに使って、デザイン的な見栄えを整形します。

Excelの操作については、Excelのマニュアル等を参照ください。

※Excel2007、2010、2013の場合は互換モード(xls)で保存します。

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実行時イメージ


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2.一覧形式レポートの設計
Excelテンプレートの作成

Excelを使用して、帳票のテンプレートを作成します。

デザインは1シート目に定義します(シート1以外は使用しません)。

Excel2007、2010、2013の場合は互換モード(xls)で保存します。

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一覧表形式レポート一覧

メニュー「一覧表形式レポート設計」を押すと、作成した一覧表形式レポート一覧が表示されます。

「新規」または一覧から選択し「修正」「削除」を押します。
 


一覧表形式レポートデザインの操作

作成したExcelテンプレートをみながら、該当の項目とExcelの行列を関連付けます。
 
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「コピー登録」
 新規作成で既存のドキュメントをコピーする場合に押します。



「関連付けるEXCELテンプレート」
 「参照」を押して該当のテンプレートファイルを指定します。

「検索条件表示」
 定型検索で抽出した結果より印刷する場合は、検索条件名が表示されます。その表示位置を指定します。

「明細開始行」
 明細の開始行を指定します。項目タイトルではなく、実際にデータとして始まる行です。
「1レコードの行数」
 これを2以上にすると多段レイアウトとすることができます。

「EXCEL位置」
 各項目とExcelの列と行を関連付けます。

「計」
数値項目で合計を計算する場合は、チェックします。

<実行時イメージ>

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<応用>
多段階レイアウト
(1)Excelテンプレートを多段でレイアウトします。
 
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(2)「1レコードの行数」を2以上にします。

<実行時イメージ>

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行間レイアウト
(1)Excelテンプレートで行間のための行を追加します。
 (下の例では4行目が行間のための行)
 
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(2)「1レコードの行数」を実データ+行間数に指定し、項目のEXCEL位置は行間行を含まないように指定します。

<実行時イメージ>

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3.メイン/サブレポートの設計
Excelテンプレートの作成
メイン/サブレポートでは、プライマリとセカンダリを結合した帳票を作成することができます。

Excelを使用して、帳票のテンプレートを作成します。

デザインは1シート目に定義します(シート1以外は使用しません)。
実際のデータは2シート目にセットされます。

Excel2007、2010、2013の場合は互換モード(xls)で保存します。

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メイン/サブレポート一覧

メニュー「メイン/サブレポート設計」を押すと、作成したメイン/サブレポート一覧が表示されます。

「新規」または一覧から選択し「修正」「削除」を押します。
 


メイン/サブ レポートデザインの操作

作成したExcelテンプレートをみながら、プライマリ、セカンダリの各々該当の項目とExcelの行列を関連付けます。
 
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「プライマリデータごとに改ページする」
 プライマリデータごとにページ替えする場合はチェック、改ページしない場合はチェックを外します

その他の操作は「一覧表形式レポート」に準じます。



<実行時イメージ>

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<ヒント1> 全てのページにタイトルを表示する

 Excelテンプレート作成時に「ページ設定」「シート」タブで「タイトル行」の指定を行います。



Excel2013の例


<ヒント2> 封筒に宛名を印刷する
●一覧表形式レポートを適用した封筒(長形3号)の例
(1)Exceのページ設定で「封筒長形3号」を指定します。
(2)デザイン設定で「明細開始行」に"8"、「レコードの行数」に"42"を指定します。
(3)印刷する位置に合わせて、各項目の列と行位置を指定します。
(4)氏名の敬称は以下のように設定します。
 ・氏名そのもののセット位置は欄外を指定します(下の例では"S2")。
 ・実際に印刷する列行に「=S9&" 様"」と指定します。明細開始行を考慮すると、"S2"は実際には"S9"となります。
 ・Excelの指定で、S列以降を「非表示」にします。


   

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